自由時報電子報《中日對照讀新聞》
追悼のこいのぼり大空に 宮城、犠牲男児しのぶ青
◎林翠儀
東日本大震災の津波に遭った宮城県東松島市沿岸の大曲地区で、「犠牲になった子どもたちが天国で寂しくないように」との願いが込められた追悼の青いこいのぼり約450匹が、浜風を受けて泳いでいる。
家族4人を亡くした伊藤健人さんが自宅のがれきから、弟律君(当時5)が好きだった青いこいのぼりを見つけて掲げたのがきっかけ。支援者の呼び掛けで全国の高校や家庭からこいのぼりが集まり、毎春揚げられるようになった。
こどもの日の5日には、追加で届く分も含め600匹になるという。3歳の長男と見に来た市内の阿部小菜美さんは「きっかけを知って涙が出そうになった」と話していた。
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追悼(ついとう)のこいのぼり大空(おおぞら)に 宮城(みやぎ)、犠牲男児(ぎせいだんじ)しのぶ青(あお)
悼念罹難男童 藍色鯉魚旗飄揚宮城天際
東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の津波(つなみ)に遭(あ)った宮城県東松島市沿岸(みやぎけんひがしまつしましえんがん)の大曲地区(たいきょくちく)で、「犠牲(ぎせい)になった子(こ)どもたちが天国(てんごく)で寂(さび)しくないように」との願(ねが)いが込(こ)められた追悼(ついとう)の青(あお)いこいのぼり約(やく)450匹(ぴき)が、浜風(はまかぜ)を受(う)けて泳(およ)いでいる。
在日本東北大地震中,遭海嘯肆虐的宮城縣東松島市濱海的大曲地區,為了「讓罹難的孩童們在天國不會感到寂寞」,約450面表達悼念之意的藍色鯉魚旗,迎著海風飄揚。
家族(かぞく)4人(にん)を亡(な)くした伊藤健人(いとうけんと)さんが自宅(じたく)のがれきから、弟律君(おとうとりつくん)(当時(とうじ)5)が好(す)きだった青(あお)いこいのぼりを見(み)つけて掲(かか)げたのがきっかけ。支援者(しえんしゃ)の呼(よ)び掛(が)けで全国(ぜんこく)の高校(こうこう)や家庭(かてい)からこいのぼりが集(あつ)まり、毎春揚(まいはるあ)げられるようになった。
震災中失去4名親人的伊藤健人,在自家的瓦礫堆中發現弟弟律君(遇難時5歲)喜愛的藍色鯉魚旗,並將其懸掛起來,成為這項活動的起源。之後在支持者號召下,收集來自全國各地高中及家庭捐贈的鯉魚旗,每年春天固定在大曲地區升起。
こどもの日(ひ)の5日(にち)には、追加(ついか)で届(とど)く分(ぶん)も含(ふく)め600匹(ぴき)になるという。3歳(さい)の長男(ちょうなん)と見(み)に来(き)た市内(しない)の阿部小菜美(あべしょうなみ)さんは「きっかけを知(し)って涙(なみだ)が出(で)そうになった」と話(はな)していた。
今年5月5日日本男兒節時,包括陸續運抵的捐贈品在內,鯉魚旗將達600面。帶著3歲兒子來參觀的東松島市民阿部小菜美表示,「得知事情的緣由後,淚水差點奪眶而出」。
ニュース・キーワード
しのぶ(偲ぶ):懷念、追念、緬懷、令人推測
例:清明節(せいめいせつ)の別名(べつめい)は掃墓節(そうぼせつ)、毎年(まいとし)このごろになりますと、各地(かくち)ではなくなった人(ひと)をしのぶ様々(さまざま)な祭祀(さいし)活動(かつどう)が行(おこな)われます。(清明節又名掃墓節,每年一到這個時節,各地為緬懷先人,舉辦各種祭祀活動。)
揚げる(あげる):升起、炸
例:勝負(しょうぶ)の前(まえ)に弱(よわ)みをさらけ出(だ)しては、戦(たたか)う前(まえ)から白旗(しろはた)を揚(あ)げているようなものです。(比賽前露出弱點,就像還沒打仗就先舉白旗一樣。)
漢字を読みましょう
追悼(ついとう)/大空(おおぞら)/犠牲(ぎせい)/男児(だんじ)/沿岸(えんがん)/天国(てんごく)/浜風(はまかぜ)/自宅(じたく)/追加(ついか)/長男(ちょうなん)
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